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NAKAJIMA COLUMN
 
社長の一口コラム

経営者の自殺について


2009年01月20日
 

 中小企業は全国に400万社、労働人口の70%を占めている。

  特に、ものづくりでの技能ノウハウは、中小企業なくしては成り立たない。中小企業が支えているのは、数だけでなく質の面も含んでいる。 その中小企業の経営が危機に瀕しているのである。

 企業としての助命を求めるのでなく、この危機をチャンスに変えて、力強いものづくりの世界を作り直していくことが重要である。

 中小企業にはノウハウがある。しかし、金もマネージメントも足りていない。その上、圧倒的に不平等な関係で商売をしなくてはならない。

 もし倒産すれば、出資した金だけでなく家も財産もすべて失ってしまうのが現状である。
 だから、社長の自殺が後を絶たないのである。
苦しみから逃げるために自殺するのではなく、生命保険を受け取るためである。自分の命を捨てるしか資金調達の道がない。自殺をしないまでも、自殺を考えたことのある経営者は沢山いる。
この苦しみや悩みは経験した者にしか分からないだろう。

 これも不平等な銀行取引から来ている。
 そんな自殺者または自殺予備軍の人ほど技能を持っている。こんな悪い社会の仕組みのために技能を絶滅させていいのだろうか。

 中小企業の経営者自身も殺さないための知識と知恵をもっと用意していかねばならない。  何故なら、誰も助けてくれないからである。

 経営者はゴルフやカラオケの時間を生き残りの方法を考える時間に充てていかねばならない。ストレス解消と健康のためという言い訳している時間は、経営者にはないと肝に銘じるべきである。

 なぜ断言できるかというと、バブル崩壊後から私自身がそうやってきたからである。 予期せぬいい事もある

中島 高英


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