効率を上げたい、納期遅れを予知したい、もっと改善をすすめたいという
3つの視点から開発された生産管理システムカサブランカⅡ。
カサブランカⅡの目的はシステムに固められた詳細な生産計画を立てることではなく、
現場の流れをスムーズにすることにある。スムーズな流れとは時間の無駄ない状態を実現することである。
主語は型でありワークである。いかにワークに工程間の加工待ち時間を減らし型としてまとめていくが最大の目標となる。これが実現できるとリードタイムの大幅な短縮となって現れる
工程管理の目的は、現場の流れをスムーズにすることである。
主語は型でありワークである。いかにワークに工程間の加工待ち時間を減らし型としてまとめていくが最大の目標となる。これが実現できるとリードタイムの大幅な短縮となって現れる。
実際自社の工場ではリードタイムを人も設備も外注量も変えずに、45日間から21日間にすることが出来た。これは見方を変えると生産能力が大きな設備投資をせずに倍増したことになる。もし機械設備で倍増しようとすると機械を置くスペースための土地代、機械代金、機械を動かすための人員の増加による人件費と3つのコストがかかってしまう。
それに対して情報投資、ハードウエアとしてのコンピュータ代金とカサブランカⅡのソフト代金のほうが何十分の1の投資ですむことになる。
これを実現するには工場のトップと現場の人々が流れをスムーズにするために道具としてコンピュータを使うという思いを共有しなれければならない。コンピュータを買って現場に渡したからといって実現できるものではない。
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カサブランカⅡは従来の”コンピュータ屋”のシステムの考えを越えている。
機械設備投資よりも安く生産能力を大きくできる。
工場では、①効率を上げたい ②納期遅れを予知したい ③改善をすすめたい、という3つの思いに貫かれている。
その為にコンピュータを道具として使おうという発想である。
これをデータから整理すると、昨日・今日・明日のデータが整理されて貯まっている。それを上手に引き出すことにより情報となる仕組みである。
人は経験で覚えていたパターンを使って今日の仕事をすることで効率が上がっていく。腕のよい職人は器用である以上に過去の経験を無意識のうちに自分の中に持っていて必要に応じてひっぱり出してきている。カサブランカⅡは腕のよい職人に代って上手に引っ張り出す手伝いをすることを狙って作られている。 |
納期遅れを予知することでその対応が行われて結果として納期が守られることを意味している。大事なのは対応して間に合うということである。それを実現するために現場で管理できるレベルにしておく必要がある。この点がポイントである。
コンピュータを動かすためでなく人が対応策取れるレベルにしておくことである。
改善を進めるには定量的なデータが必要となってくる。現場では工数という時間管理を行っている。昨日よりも今日、今日よりも明日には工数を改善していきたいと思っている。その為の情報が見えることに力点をおいている。